東国三社
この言葉を知ったのは、実はつい最近の話。
じぶんでも「何故?」て自問自答するくらい、鹿島神宮と香取神宮が気になり出して、よくよく調べてみたら茨城の息栖神社と合わせて東国三社と呼ばれているとの事。
それは江戸時代には「下三参り」として、伊勢神宮参拝後に巡る習慣があったり、伊勢神宮まで辿り着けない江戸より遠い地域の人々がお伊勢参りの代わりとして巡ったと言われているそうです。
また、平安時代の記録によると「神宮」という名称のつく場所は、伊勢神宮の他に、鹿島神宮と香取神宮の三つだけ。
当然のことながら、その時代から存在していた歴史がありその頃から日本を守ってきた中心の一つでもあると考えられます。
わたし自身、明治神宮で挙式をする事が決まってからより一層に神宮の歴史など色々を知りたくなり、注目していました。
そんなこんなで最初の直観はとても些細な感覚でしたが、調べれば調べるほどに、東国三社巡りをしなければ! という気持ちになってきました。
それと同時に、何と友人が東国三社巡りをした事をSNSで知ったのです。
その友人とは、これまで神社の話など一度もした事がなくて本当に驚き!! シンクロニシティが起こっていると感じました。
おまけにその日は、建国記念日。
これまでの経験上、こういうシンクロが起こるときはGOサイン♾
迷わずその日のうちに、東国三社巡りのできるバスツアーを検索して即予約!
※以前に何度かお伊勢さん参りで利用していた、四季の旅が定期的にバスツアーをやっていました。
日帰りバスツアー特集 格安|四季の旅バスツアー
ちなみに、自家用車で回られる方も、もちろん1日で三社巡り出来ます。
さてさて...
いよいよ当日を迎えて新宿を出発!
ツアー実施日とじぶんの空いてる日が重なり、わたしにしては珍しく日曜に参加でした。
(これも導きだったとは、つゆ知らず...)
先ずは、鹿島神宮から。
関東最古の神社であり、すべての始まりの地と言われるくらいの場です。
バスは一回休憩をして、あっという間に到着。
利根川を渡り、その先に見えるのが一の鳥居です。
二の鳥居は震災で崩れてしまい、新たに建てられたもの。この鹿島神宮の中にある木が使われているそうです。
バスの中でガイドさんが言っていた様な気もしたのですが...
着いたら、ビックリ!!!
2月24日は、天皇陛下即位三十年記念式典が執り行われた日。各神宮では、御即位三十年記念の祝奉告祭が行われていました。
こんな光に包まれた一枚も撮影!
案内板によると本殿を参拝するまえに、こちらの高房社に参拝するのが古例とのこと。
この鹿島神宮では、地元のボランティアガイドさんのおかげで、色んな事を知ることが出来ました。
本殿の裏側より。
神様は、どの神社も東側におられるそうで、こちらが神様の位置なのだそうです。
また、裏側まで一周できる神社ならば、周った方がエネルギーがあるとのこと。
神様のお話もとても面白かったです。
始めの方に書きましたが、鹿島は全ての始まりの地と言われている地。
鹿島立ちなんて言葉の由来も、ここに関係しているのですね。
噂には聞いていた、奥参道。
ここからガラッと空気が変わります。
時間が許す限り、ここでゆっくりグラウンディングしたかったくらい、人が多くとも静寂な空気が流れる広大な場でした。
こちらは、見どころの一つ。
頭だけが地に出ている霊石である要石
神の降臨の地、地震を起こす大鯰(なまず)の頭を押さえているとも言われています。
とてもとても静かで正に地に足ついた、どっしりとした印象でした。
フリータイムになった時に、もう一度訪れて、 ここでメッセージを受け取りました。
そのことは、Part②にて*
御手洗池は、禊の場。
湧き水は、持ち帰る事も出来ます。
大鳥居から、この御手洗池までは徒歩10分ちょっとくらい。丁寧にガイドして頂いて、1時間以上経過していました。
それでも、もっと居たかったなぁ。
御手洗池にある、売店にて。
三色だんご、三つの味が楽しめてお薦めです。
奥宮は、荒御魂が祀られています。
しっかりと新しい暮らしのこと、新たな時代へ向けての生き方、宣言してきました。
神の遣いと伝えられている、鹿。
言い伝えでは、鹿島の鹿が神を乗せて奈良へ渡ったと言われていますが・・・実際のこの鹿たちは、何と、奈良から来たそうです!
お昼は神宮から直ぐの、そば処よしのやにて。
こちらは歴史のあるお店だそうです。
メニューは、丼ものはなく純粋にお蕎麦のみ!
9割蕎麦で、天ぷらもお蕎麦もとっても美味しかったです。
ちなみに、バスツアーのお昼ご飯はフリータイム内で食べるので好きなお店をチョイスできます!
かしま甘太朗
こちらの大判焼き、とっても美味しい!
焼きたてはもちろん、帰宅してトースターなどで温めても十分楽しめます。
靇神社
龍神が祀られています
気になって参拝しました♾
おみくじは、大吉いただきました◎
バスツアーでは鹿島神宮でのフリータイムが一番長いとは言え、初めて訪れたわたしにとってはあっという間に終了。
また次に訪れた時のお楽しみができたので、家族や友人と一緒に行きたいです。
さてさて、三社巡りはまだまだ序盤!
Part②へ続きます*