今朝の気づき〜歌への心構え〜
昨日は、2週間ぶりに師匠のレッスンでした。
現在は来年の3月に予定されているコンサートに向けて、演奏する曲目を目下ブラッシュアップしている真っ最中です。
前回よりクリアになったところと、その時の絶妙なコンディションによって上手くいかなかったところと、毎回課題が色々とあります。
昨日は、あるフレーズが何度教わっても確実に自分のものに成らず、朝からその事を考えていました。(根本的には、確かな発声のテクニックが必要という事なのですが。)
多分、以前までのわたしだったら、気が重くなった状態で練習に取り組んでいたと思います。
今は何度か違う感覚で楽しみながら取り組めている、わたしが居るのです。
それは、じぶんで自分の限界を心の何処かで決めていたからだと、ふと気付きました。
もちろん、努力してココまでやって来れたけれど、根底に自信の無さだったり劣等感だったり、「出来ない自分」を抱えていたのかも知れない。。
今朝、何だか突然にそう感じたのです。
これまで数々の舞台に立たせて頂いたり、素晴らしい音楽家の方々、アーティストの方々と共演の経験を通して、多くの気付きを得てきたけれど、わたしの中にあるわたしの歌手像は大して変わらなかった気がする。。(いまハッキリと気づいた!)
結局のところ、自分の心構え。
過大評価でも過小評価でもなく、フラットに歌手であるわたしと向き合ってあげたいと感じました。
同じ歌を練習するというルーティーンの向き合い方次第ということ。
不器用だったわたしも、器用になっていい。
本当は簡単に出来るのに、難しくしてるのは自分。
これを書いているだけで、わたしのエネルギーがどんどん軽くなっているのがわかります。
それを感じられるだけで、幸せだったりします。