新婚旅行記④〜感動の聖地コルドバ・メスキータ〜
スペインの日の出は、8時半過ぎ。
それより少し前にホテルを出て、駅へ向かう。
セビリアでのホテルは朝食なしなので、駅のマックに入る事に。
入口手前にカフェエリアがあり、そこにはクロワッサンやマフィンなどヨーロッパならではのメニューが並んでいた。
最初はそのカフェエリアで買おうかと思っていたが、夫が選んだメニューが気になって一緒に通常メニューを選ぶことに。こんなタッチパネルの機械でオーダーをする。
明らかにMサイズでも量が多そうだったので、子供向けのハッピーセットにすることに。ハンバーガーにポテト、オレンジジュースという日本でもありそうなラインナップだが、最後に選ぶメニューが面白くて何とミニトマトが選べた。
普段ファーストフード店に入る事はほとんど無いけれど、旅先で日本との違いをパートナーとあれこれ話して盛り上がったのは面白かった。
こういうのも旅の醍醐味のひとつ!
セビリアの駅構内は、分かりやすくてホームで手荷物検査とチケットのチェックがあった。
行きと同じ一等席だけど、車両の種類が違ってこちらの方が新しい印象。
快適すぎてもっと乗っていたかったくらい。
ちなみに、日本の電車のように駅に着いてもアナウンスは無いので降りる時に注意が必要*
この日は、プライベートツアー。
ドライバーさんと駅で待ち合わせをしてCórdovaを観光してから、Granadaの宿泊先まで送って貰えるという贅沢な内容。
このVELTRAは、各国の現地ツアーを予約できるサイトでツアーの種類も様々。以前タイとハワイ旅行でも利用した事がありどちらも楽しめたので、スペインでも予約していた。
結果、今回も大満足!!
ドライバーさんは、ガイドではないので口数は少ないものの聞き取りやすい丁寧な英語で伝えてくれて、とても安心感があった。
先ずは街の中心部にてフリータイム。
最初にこの旅で一番と言って良いくらい楽しみにしていたメスキータ(聖マリア大聖堂)へ。
ガイドブックで見て、何故だかものすごく魅かれていた場所。建物の中に入ると早速、美しいアーチが並ぶ広い礼拝の間が広がっている。わたしは、何だか懐かしいような感覚がして鳥肌が立った。人知れずじんわり感動。
体感というものは本当に不思議で、実際にその地に降り立ってみると肌感覚で分かることがある。だからと言って、具体的に何か起こるわけではないけれど・・・じぶんの深い部分は、ちゃんと分かっているのだろうなぁと思う。
街の中心部は歩きやすく、半日もあれば充分楽しめる感じだった。
次にやはりガイドブックを見てリストに入れておいた "花の小径" へ。
ここは旧ユダヤ人街。行ってみたら、人がギリギリすれ違えるような細い道にお花が飾ってあり、その先に小さな広場があった。小径に入る手前で観光客が列を成している割にイメージよりこじんまりしていて、ちょっとだけガッカリ。とは言え、可愛らしくで撮影はバッチリ。
ちなみに、この旅の為にCanonのコンデジを購入したのだがスリに遭わないようにと夫が待って撮影してくれていて、わたしはiPhoneで撮影。
メモリーカードをまだわたしのPCに移せておらず、このブログに載っているのは携帯写真のみ。
何処を見ても歴史を感じる街並みで、ドライバーさんとの待ち合わせ場所まで足を留めて撮影をしながら向かった。
思えば、八ヶ岳南麓という地域を好んで移り住んでいるわたし達夫婦。都会の雰囲気も楽しかったけれど、セビリアでの解放感といい、アンダルシアの壮大な景色を通じて心身がより拡大しているような感じがした。
観光を終えて、ランチを挟んで数時間のドライブ。
ハイウェイの両脇は見渡す限りオリーブの木がひたすら拡がっていた。
この先、また絶景ポイントが続くのだった。